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2015 9月

2015.09.24オペラスタジオ

以前のオペラの問題提出に続き、オペラ研究の糸口とする為、時々オペラ研究に関して、研究課題を提出するべく始めたのがこのオペラスタジオのコーナーになります。

今回はシリーズ2としてグルック作曲の「オルフェオとエゥリディーチェ」からの研究です。

グルックがこのオペラ「オルフェオとエゥリディーチェ」の中で、登場人物のその場その場の劇的心情の変化をどのように、劇進行上の作曲技法を施したのか?先ず目につくのは1幕終わりでオルフェオが死んだ妻を探しに黄泉の国へ出発するところでこの場の幕となるが閉幕後の間奏曲での事、、、

この間奏曲で作曲者のグルックは前の続きの劇的表現の後奏に続き、次の場面への過程としての環境及び心情の変化を音楽により激的に表しました。それは、オルフェオが地下世界に挑む姿や激しくも恐ろし気なドロドロとした地下洞窟の煉獄の入口への音楽的情景進行。このことからこの間奏曲は。むしろ”後奏曲”と言えます。

次に注目すべきはこの後です。オルフェオが煉獄の門番達を如何に説き伏せたか、と、進行する過程の音楽に注目です。劇進行上の作曲技法の中で、オルフェオの歌うメロディーの音符の変化に要注意です。この場面の進行の中でオルフェオに与えられた音符は、はじめ8分音符程度ですが、がやがて進行する内にリズムも細かく十六分音符から三連音符の劇的繰り返しとなり、ついには煉獄の門番達がオルフェオの歌に感動し、煉獄の門を開け、オルフェオを黄泉の国へと誘います。

と、このオペラでは重要な要素設定として、オルフェオの特技は竪琴弾きであり、牧歌歌手でもあることにあります。考えうるにオルフェオが竪琴弾きとして音楽家と設定して、煉獄門番達との対峙の様子を音楽の勝利と結びつけたグルックの音楽賞賛の想いが込められれているようにも見えます。この事は次代のモーツアルトをはじめ、音楽家達に多大な影響を与えたと思われます。煉獄が開き、音楽は黄泉の国へと変化。オルフェオの足元から変化する情景、静寂世界、透明世界、幻想的環境へと静かに次の場面の前奏曲となります。このあたりに来たら”音楽っていいなあ”と感動させられます。

そしてオペラはモーツアルトへ。。。。

 

 


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2015.09.16オペラは健康に役に立つ!って?

オフィス松山は永年にわたり市民参加型オペラを応援してきました。

それは自分を育ててくれたオペラが自身の生業としながらも、いろいろな分野の人達に育まれ

今を迎えていることに感謝し、その恩返しという意味も込めて地域参加型のオペラに貢献しています。

そして なによりも地域参加型のオペラを企画、育成する事で、参加者にとってはとても重要な健康の

上で利点があることに気付き今日を迎えています。

それはオペラが健康維持または、エイジレスにも効果 在りと信じ、実践し、監察の結果その効果に

自信を深めるに至りました。

先ず第一に。普段の日常に無い空間で楽譜に勤しむ、この行為が脳の血流を促すのです。

出演場面により異なるが、必要になるのが、その場面に見合った表現のための身体運動があります。

全神経を酷使し、体を使って思いっきり声を出す。爽快感に満足する自身の体の内側から

わき出でる感覚。これ事態がすでにエイジレスに繋がり、老い防止にもなります。

痴呆症遅延には持って来いです。身体表現(運動動作)と脳の血流刺激。この相乗が重要なのです。

我が日本の各都市には必ずと言っていい程世界に類のないくらい各都市に市民参加型の

市民オペラの団体があります。普段定期的に練習することによって生ずる、感動的振る舞いが

脳を刺激し、さらなる想いへと意欲を刺激し、次なる向上へと誘います。

お薦めはそれこそ”還暦迎えたらオペラ”へどうぞ、、です。市民参加型オペラにおいては参加市民の

歌唱力を評価するものではなく、その参加行為こそが評価に値します。

市民オペラには地域の子供たちも参加します。年齢格差交流が市民文化の次代を担う礎となり

舞台も客席も同時に文化を享受する。これこそが劇場文化として世界に発信可能な劇場文化なのです。

人類が生み出し、幾多の天才が人情の活路を求めて作曲した”歌芝居”

先達に続く先達諸氏の歴史に引き継がれてきた劇場内同時の文化享受的行為を成した劇場文化。

それがオペラです。

さあオペラにいらっしゃい!!


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2015.09.12さて問題です!

この問題はオペラを専門に研究されている若い人への出題です。

オペラ「魔笛」の中でパパゲーノがパパゲーナと出会い、いきなり愛を確かめ合う二人、の場面でのこと

先ず2重唱の前奏に続いてパパゲーノの歌の歌詞がパ・パ・パ・で

続いてパパゲーナの歌詞もパ・パ・パ・と続きます。・以後しばらくは歌われる歌詞はパ・パ・の言葉だけの

繰り返しがつづきます。

さて、、このの歌詞のパ・パ・にはどんな意味があるのでしょうか?

私はこの答えを学生のころに発見し、その意味の演技表現の方法を見つけました。

このことを学生当時、音楽美学のF先生にぶつけたところ、そのF先生は「そうか、、、それなら次は

モーツアルトの「ドン・ジョバンニ」の中の「ツェルリーナが ドンジョバンニに口説かれる2重唱の

歌にまつわる音楽の音形と音符の変化を研究してみるように」と言われました。結果見つけた

”オペラの極意”それはオフィス松山の人生を大きく決定づけるにふさわしい研究でした。

そこで

問1:ぱ・ぱ・の2重唱でのパの意味?

問2:ドンジョバンニとツェルリーナの2重唱での音楽の変化による心情の変化をとその流れを

劇的心の変化を表情として見つけて下さい。

これが解れば次はグルックの音楽世界です。

 

 


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